» トイレ技術の進化とTubelessが目指すビジョン



チューブレスジャパンは、使用が盛んな公共トイレで高い衛生基準と快適なトイレ体験を実現するために、トイレテクノロジーの開発と販売に取り組んでいます。このブログではチューブレスジャパンが、最高品質のトイレ製品とトイレ体験の提供をし続けるために、今日に至るまで私たちが歩んできたトイレテクノロジーの進化と歴史について理解します。

ペーパータオルについて
ペーパータオルの使用が始まったのは、私たちが衛生と清潔を求めることに深く根ざしています。1919年、ウィリアム・E・コービン、ヘンリー・チェイス、ハロルド・タイタスの3人が、ニューハンプシャー州ベルリンのブラウン社研究施設でペーパータオルの製造実験を始めました。その後1922年までにコービンは製品を完成させ、ベルリン/ゴーラムラインのカスケード工場で大量生産を開始しました。

ペーパータオルディスペンサーについて
現代では、ペーパータオルディスペンサが紙を効率的に使用するために不可欠な役割を果たしています。その昔、ペーパータオルは積み重ねられたり、巻かれたりして手動で分配されていました。そのため無駄になる紙が多々発生しました。しかし、ペーパータオルの需要が高まるにつれ、より効率的な分配方法が必要とされ、ペーパータオルディスペンサーが使われるようになりました。

1925年、ナポレオン・ボイバン氏は世界初のペーパータオルディスペンサープロトタイプを作成しました。数年後の1928年には、ペーパータオルディスペンサーへの特許を取得しました。しかし、これまでに存在したことがないデバイスであったため、最初は”ペーパータオルキャビネット”という名前をつけました。その後、ボイバン氏はブラウン社に製品を売却し、ブラウン社はこの製品を大量生産するようになりました。これをきっかけにペーパータオルディスペンサーは全国の公衆トイレに広まっていきました。

フォームソープについて
フォームソープが登場する前、手を洗う時は液体ソープや固形ソープが一般的に使われていました。より便利で効果的な方法を求める消費者のニーズにより近年フォームソープが登場しました。フォームソープは、泡立ちが良く、泡が広がりやすいため、洗浄力が高く、水の使用量も少なくて済むという利点があります。現在では、公衆トイレ、医療現場などで、フォームソープが広く普及しています。


トイレットペーパーの進化について
トイレットペーパーは、近年欠かせないものとなっていますが、昔は簡単に手に入るものではありませんでした。古代ローマではスポンジを棒につけたものをトイレットペーパーの代わりに使っていました。また他の地域では葉っぱや石、トウモロコシの穂軸などを使っていた地域もありました。トイレットペーパーの使用が初めて記録されたのは、紀元6世紀で、中国の書家、画家、音楽家、作家、哲学者、政治家である顏之推氏 がトイレットペーパーの使用について言及したときでした。1391年には、中国皇帝がトイレットペーパーを高級品として使っていました。その後19世紀になってから、私たちが知っているような近代的なトイレットペーパーがアメリカから広がり、世界中で普及するようになりました。


結論
ペーパータオル、フォームソープ、トイレットペーパー、ディスペンサーなどのトイレテクノロジーは、衛生基準と利便性を極め古代から現代に至るまで、長い道のりを歩んできました。

チューブレスジャパンが目指すもの
チューブレスジャパンは、衛生面や利便性の高さにとどまらず、環境に配慮したトイレ製品を提供しています。チューブレスジャパンのトイレットペーパーや、ペーパータオルロールは、従来のペーパーロールとは異なり中心の芯となる部分も使用できる紙でできています。それにより生産・輸送過程での廃棄物や資源消費を削減することができます。中心の芯となるダンボールチューブがなくなることで、廃棄物の発生量が大幅に削減されます。従来のトイレットペーパーの多くの場合は、このチューブ部分がリサイクルできず、使用後にゴミとなってしまいます。チューブレスのトイレットペーパーは、段ボールチューブを製造する必要がないため、製造工程で消費されるエネルギー、水、原材料が少なくて済みます。この資源消費の削減は、カーボンフットプリントの削減に貢献し、天然資源の節約につながります。また、チューブレスのトイレットペーパーは、輸送や保管の面でも効率的です。かさばるダンボールの芯がないため、1回の出荷でより多くの製品を詰め込むことができます。そのため、輸送回数が少なくて済み、その分二酸化炭素排出量を削減できます。

さらに、チューブレスジャパンは、独自のIoTトイレ管理システム「Hygiene Eye」を開発しました。このテクノロジーにより事業者はエンドユーザーに清潔基準の高く快適なトイレ体験を提供することができます。「Hygiene Eye」は、トイレットペーパー、ペーパータオル、フォーム石鹸などのトイレ用衛生製品の在庫が少なくなると、自動的に清掃スタッフに通知を送ります。これにより、エンドユーザーはトイレ用品が常に揃った状態で快適にトイレを使用することができます。さらに清掃スタッフが手動で在庫状況を確認する必要がなくなるため、「Hygiene Eye」導入で事業者は人件コストを抑えることができます。

トイレテクノロジーが進化し続ける中、チューブレスジャパンはこの進化の最前線に立ち、ユーザーのニーズを満たすトイレテクノロジーを提供し続けることを楽しみにしています。